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10月のかまぼこメッセージ弁当「息子へ あの日流した涙」

2015.04.29

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スポーツの秋。サッカーや野球、ラグビーなどの試合が毎週末行われます。
今日はお客様がお子様のサッカーの試合の日に作ったかまぼこ弁当を紹介します。

サッカー少年とサッカーボールはほとんど蒲鉾でできています。
いろいろな色の蒲鉾を使い、とってもカラフル。

お客様から伺った話をもとに、私たちで弁当を再現してみました。
使ったのは3種類のかまぼこ。左から「色いろは」「小魚さつま」「ぷちかま」です。

iroha puchi

【作り方】
1、ケチャップライスを敷く。
2、紅いパプリカからWINという文字を切り抜き、並べる。
3、サッカー少年を作ります。ユニフォームや靴、髪は、水色や黄緑色のかまぼこ「色いろは」やのりを使います。
色の部分をかつら剥きにし、かまぼこを布のようにしたものを包丁やはさみで形にしていきます。

img05_02

腕や顔は「小魚さつま」や白いかまぼこを薄く切ったものから、包丁やはさみで形を切り取ります。
img06_03

形に切り抜いた蒲鉾を並べてサッカー少年の胴体を作ります。

4、サッカーボールを作ります。ひとくちかまぼこの「ぷちかま」の上に、六角形に切ったのりをのせます。

かまぼこのカラフルな色も天然素材を使っています

ちなみに、鈴廣のかまぼこはすべて天然由来の色素で色づけしております。ユニフォームで使った水色のかまぼこも、クチナシ色素で色づけしています。青の食材は、他にはなかなかありません。お弁当で青を表現するために、食材を紫キャベツやナスの漬物の汁で染めたりと苦労なさっていると聞いたことがあります。そのため、青の食材は『奇跡のブルー』と呼ばれているのだとか。天然色素の水色かまぼこ、ぜひ頭にいれておいてください。

最後に、このお弁当をつくった経緯をお客様に伺いました。

この方のお子様は試合の勝敗を決めるPK戦で、自分だけゴールを外してしまいました。泣きじゃくりながらベンチに戻ってきたお子様にチームメイトは誰も責めませんでした。この方は「素敵な仲間への恩返しをするためにも、この失敗を学びに変えてほしいと」と強く思ったといいます。

次の試合の朝、このお弁当を作り、お子様に渡しました。「あのPKを忘れないで」というメッセージを込めて。

お客様からお話を伺い、お弁当は親子の会話の道具のひとつにもなりえるのだなと気づきました。忙しい毎日でゆっくり親子で会話ができなくても、10分お弁当に時間をかけることで、今日伝えたかったことを伝えることができる。口ではちょっと恥ずかしくて言えないことも、お弁当の中なら表現できるのかもしれません。お弁当をつかったコミュニケーション、素敵だなと思います。

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