お中元とお歳暮の違いは?基礎知識やマナーも詳しく解説!

2018.07.01

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お中元とお歳暮の違いは?基礎知識やマナーも詳しく解説!

お中元やお歳暮を贈ろうと考え始めるなかで、「お中元・お歳暮の違いがちゃんとわからない」と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
お中元やお歳暮は、普段お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えるのに大切な日本のしきたりのひとつです。
そのため、お中元とお歳暮の違いや、贈ったり受け取ったりするときのマナーについて理解することが大切です。
本記事では、お中元とお歳暮の違い、それらを贈ったり受け取ったりする際のマナー、気をつけるべきポイントをわかりやすくご説明します。お中元やお歳暮の時期にぜひお役立てください。



お中元・お歳暮とは?

まずはお中元・お歳暮とはそれぞれ何なのかご説明します。

お中元とは?

お中元とは、7月初めからお盆くらいの時期に、感謝の気持ちと健康を願う気持ちを込め、贈り物をする風習のことです。
会社などで日頃からお世話になっている方々や、目上の方に向けて送ります。
中元というのは、もともとは中国の風習でした。
日本に伝わる際、日本のお盆と重なって少しずつ内容が変化して、現在のような「感謝をあらわす習慣」になりました。

お歳暮とは?

お歳暮とは、12月10日以降の年末に、お中元と同様日頃お世話になっている方に感謝を伝えるために贈り物をする風習です。
お中元は半年間の感謝をあらわしている一方、お歳暮は1年の最後のご挨拶という意味合いがあるので、お中元よりも大きな行事と言えるでしょう。
お歳暮はもともと年越しの「御霊祭」から生まれた風習で、お供物を分家に贈ったり、本家に持ち寄ったりするうち、今のような習慣になりました。



お中元とお歳暮の違い

お中元とお歳暮の違いについて解説します。
お中元とお歳暮を両方贈らなければマナー違反、ということにはなりません。
経済的な問題などで、どちらか片方ということであれば、1年分の感謝を込めるという意味で、お歳暮が重視される風潮があります。
ただ、どちらも感謝の気持ちを伝える行事として大切な日なので、お中元とお歳暮をセットで贈るのが一般的です。

時期の違い

お中元とお歳暮の大きな違いは「時期」です。
お中元の時期は、地域によって時期に差はありますが、基本的には7月初旬から8月中旬まです。
対してお歳暮の時期は、お中元と同じように地域によって若干の差がありますが、12月10日~20日頃が一般的です。

品物の違い

時期が違うので、贈る品物も変わってきます。
どちらも贈る場合には、お歳暮のほうをお中元よりも少し高級な品物で贈るのがマナーとされています。

お中元やお歳暮の予算の相場は、だいたい3000円から5000円くらいだと言われています。
できれば儀礼的なものではなく、相手の方が喜んでくれるものを贈りたいですね。
お中元は、感謝の気持ちを伝えると同時に健康を願うための日でもあります。
ですから、たとえばビールや清涼飲料、ゼリーなどの冷菓、そうめん、旬の果物など、暑い夏を快適に過ごすための贈り物が多く選ばれています。
一方で、お歳暮を贈る年末年始は、家族や親戚が集まる時期ですので、その団欒の場で楽しめる贈り物を選ぶとよいでしょう。一般的には、食用油・食料品・お菓子・お茶・日本酒などが多いです。


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お中元・お歳暮を贈る場合のマナー

お中元やお歳暮を送る際のマナーについてご説明します。
正式には、風呂敷に包んで持参するのがマナーですが、遠方であったり、わざわざ持参するのには忙しかったりとの理由から、最近はデパートやお店などから送ってもらたり、インターネット通販を利用したりするケースが多いです。

持参する場合

持参する場合のマナーについてお伝えします。
早朝や食事どきは避けた時間、具体的には午前10から11時、または午後2時から4時くらいに訪問するのが良いでしょう。
急な訪問になる場合は、玄関先で品物をお渡ししてすぐに失礼するのが礼儀です。

持参しない場合

次に、持参しない場合のマナーを確認しましょう。
まずは品物よりも先に、「送り状」を郵送します。品物に同封する場合もありますが、先に送る方が丁寧です。

◆送り状の書き方
この「送り状」には、日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちや、お中元を送ったことを明確に書きます。
目上の人や会社関係の方にお中元やお歳暮の贈り物を送る場合は、押し付けがましくならないようにハガキで送り状を出すことが望ましいです。
相手が親戚や両親など身内の場合は、手紙で近況などを合わせて伝えるのも喜ばれるでしょう。

書き方の構成と文例をご紹介いたします。

(1)冒頭に時候の挨拶と感謝の言葉を書きます。
▼例(会社関係)
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謹啓 盛夏の候、貴社いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、並々ならぬご指導とご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
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▼例(親戚など身内)
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暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
日頃は大変お世話になり厚く御礼申し上げます。
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(2)贈る品物の内容と、到着時期を書きます。
▼例(会社関係)
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つきましては、ささやかではございますが謝意を表したく、心ばかりのお中元の品を別便にてお送りいたしました。
〇日頃には届くかと存じますので、ご笑納くださいますようお願い申しあげます。
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▼例(親戚など身内)
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さて、本日こちらの特産のメロンを送らせていただきました。
お手元に届いてから2,3日してからが食べ頃だそうです。どうぞご笑味ください。
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(3)最後に、結びの言葉を書きます。
▼例(会社関係)
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貴社の更なるご発展ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら、書中をもちましてお中元のご挨拶を申し上げます。
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▼例(親戚など身内)
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私たちもようやく新しい生活に慣れ、充実した毎日を過ごしています。
これからも宜しくご指導を賜わりますようお願い申し上げます。
暑さもこれからが本番ですがどうか体調など崩されませんように。
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◆のしの書き方
続いて、のしの書き方について詳しくお伝えしていきます。
お中元やお歳暮の贈り物に掛けてある紙を「のし紙」と言います。
水引には、赤と金色で印刷されている紅白の5本花結び(蝶結び)にのしが付いたデザインのものを選びます。
一般に、「花結び祝い」「一般お祝い用」と言われているものです。

表書きは、濃い色の墨で楷書体を使って書くのが一般的です。
水引中央結び目の上段には、「御中元」、「お中元」 などを、下段にはやや小さめの文字で自分のフルネームを書きます。
連名で贈る場合には右側が目上、左側が目下の人の名前を書きます。一般的には3名までです。
もしそれ以上の人数になる場合には、代表者の氏名を中央に、左下に「他一同」に並べて書き、それ以外の名前は中包みに記載しましょう。会社名を入れる場合には、名前の右上に小さめに書きます。

何か特定のことに対するお礼の品です、という体裁を取りたい時には、のしの表書きも上段を「御礼」「お礼」などとするとよいでしょう。
持参して手渡しをする場合には、包装紙で品物を包んだ上からの外のしをつけ、宅配便などの場合には、品物の箱に直接のしをつけその上から包装紙で包む内のしをつけることが多いです。

ここ最近は、「簡易のし」と呼ばれる短冊タイプの短冊のしが使われることも多くなりました。



お中元・お歳暮を受け取った場合のマナー

お中元もお歳暮も、本来はお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて贈るものなので、基本的にはお返しをする必要はありません。ですが、品物を頂いたら、なるべく早くにお礼状を出しましょう。
さらに電話をするとより丁寧な印象になりますし、親しい間柄の人なら、届いたらすぐに電話でお礼の気持ちを伝えてもよいでしょう。

どうしてもお返しの品を贈りたい場合には、その品物にお礼状を添えてもよいでしょう。
品物は同じものを避け、同額程度のものを選ぶか、または「半返し」と言われる半額くらいの品物を贈るようにしましょう。
適切なお返しの相場は返す相手との関係にもよりますが、贈られたものより高額なものは失礼にあたる場合があります。
お中元のお返しにお中元を贈るのではなく、お中元の時期を過ぎてから残暑見舞いや残暑お伺いとしてお返しをするのもよいでしょう。

礼状の書き方

お礼状の書き方をご説明します。
お中元の場合、ちょうど暑中見舞いの時期ですから、「暑中お見舞い申し上げます」と書き出すと、季節に合っていて相手の健康も気遣う文章になります。
8月7日ごろの立秋を過ぎてしまった場合には、お礼状も「残暑お見舞」または「残暑 御伺い」が適切です。
礼状書き方の文例をいくつかご紹介します。

(1)季節のご挨拶<例>

  • 暑中お見舞い申しあげます。
  • 盛夏の候、猛暑の候、など
  • 本格的な夏の訪れとなりました。
  • 長い梅雨もようやく明け、本格的な夏がやってまいりました。

  • (2)相手の安否を気遣う言葉<例>
    <例>
  • ○○様にはお変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
  • 皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

  • (3)日頃の感謝の気持ち<例>
    <例>
  • 日頃は大変お世話になっておりまして
  • 平素は何かとお気遣いを戴き

  • (4)お中元に対するお礼<例>
    <例>
  • いつもご丁寧にお心遣いを戴き
  • この度はお心遣いの品をお贈り戴きまして

  • (5)相手の周りの方々への心遣いの言葉<例>
    <例>
  • どうぞ奥様にもよろしくお伝えください。
  • どうか皆々様にもよろしくお伝えください。

  • (6)相手の健康を気遣う言葉<例>
    <例>
  • 暑さ厳しい折からくれぐれもご自愛ください。
  • まだまだ厳しい暑さが続きますが、どうかご健勝にお過ごしください。

  • お礼状は、送ってくれた相手に品物が無事に届いたことを知らせる役割もあります。
    形式なども大切ですが、なるべく早く出すようにするとよいですね。



    お中元・お歳暮で注意するべき3ポイント

    お中元・お歳暮で注意すべきポイントを3つご紹介します。

    ポイント1:喪中のときは?
    贈り手、受け手のどちらかが喪中でも贈ることができます。
    お中元やお歳暮はお祝いごとの贈り物とは違い、日頃お世話になっている方々への感謝の気持ちを贈るものだからです。
    ただし、初七日が終わらない期間や、法要の日に持参するのは避けましょう。
    できれば四十九日を過ぎてからが望ましいです。
    また、外のしとして紅白の水引きののしは避け、水引なしやのしのない白い無地のものを利用したり、短冊のしなどのシンプルなのしにしたりして贈るなども、心遣いになります。
    うしても気になる場合や不幸があって間もない場合などは、事前に連絡を入れて先方の了解を得てから贈るといいでしょう。
    時期を少しずらし、お中元であれば暑中見舞いや残暑見舞い、お歳暮であれば寒中見舞いとして贈ることもできます。

    ポイント2:時期が過ぎてしまったら?
    お中元やお歳暮を贈る時期を過ぎてしまったらどうすればよいかを解説します。
    お中元であれば、のしの表書きを変えて暑中見舞いや残暑見舞いとして贈るのがいいでしょう。
    お歳暮であれば、寒中見舞いや寒中お伺いとして贈ることもできます。
    また、一般的には早くは11月末頃から12月初め、遅くとも20日くらいまでには届くよう送りますが、それ以後は正月の6日以内(松の内)に「御年賀」として贈るということもあります。
    この場合、相手に対して贈答時期を過ぎてしまいお歳暮を贈れなかったことをお詫びするのがいいでしょう。
    さらに、年明けに御年賀として贈るということを、手紙か電話で先に伝えておくのが礼儀です。

    ポイント3:贈るのをやめたいときは?
    毎年お中元やお歳暮を贈り続けるのはなかなか大変ですが、数年間にわたって贈り続けてきた相手へのお中元やお歳暮をやめるにはどうしたらいいのでしょうか。
    突然ぱったりとやめるのではなく、段階を踏んで最終的に贈らなくなるのが望ましいでしょう。
    例えば、お中元とお歳暮を両方送っている場合なら、まずはお中元をやめてお歳暮だけにし、さらにお歳暮の品物の金額を徐々におさえていって年末の挨拶状だけにするなどで、だんだんと負担を軽くしていくことがおすすめです。



    まとめ

    お中元とお歳暮の違い、品物を贈る時や受け取った時のマナーについてご理解いただけたでしょうか。
    贈る前に送り状を出すこと、受け取ったらなるべく早くお礼状を出すことを忘れないようにしましょう。
    のし紙も相応しいものを選びましょう。
    また、両方贈る場合は、より重視されるお歳暮の方を高価な品物にしてくださいね。

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