地ビールとは?具体的な種類・厳選された地ビール5選まで紹介

2018.12.29

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地ビールとは?具体的な種類・厳選された地ビール5選まで紹介

最近ビールの種類も増え、地ビールが注目されています。
この記事は地ビールが何かを知り、美味しい地ビールを知りたい人向けの内容になっています。
具体的には、地ビールとは何か、地ビールの歴史、クラフトビールとの違いを解説した上で、日本各地で人気の地ビールを厳選し5つ紹介します。
地ビールに詳しくなって、日本各地の美味しい地ビールをぜひ味わってみてください。



地ビールとは

地ビールとは、ある特定地域の小規模の醸造所で生産されるビールの総称です。
現行の酒税法での制限は、年間最低製造量60キロリットル以上の他に原材料や生産地などの指定はないため、地ビールとは何かきちんと定まってはいません。
大手メーカーは規模も大きく年中生産・供給できますが、地ビールは小規模生産なので、醸造される期間や量が限られているものが多いです。
また、旬なフルーツを用いるなど味や香りなどに独自の工夫を凝らしています。
地ビールは、小規模に生産しているためご当地ビールとして販売されることが多いです。
この「地ビール」という名は、同じく小規模に生産される日本酒の「地酒」という名に倣って名付けられました。
地ビールはクラフトビールとも呼ばれます。
地ビールとクラフトビールの違いはあとで詳しく解説します。


地ビールの種類を解説

ビールは醸造法によって大きく3つの種類に分けられます。

① 【ラガー】のどごしが良く、爽快な味わいがある。
② 【エール】濃厚で芳醇な味わいがある。
③ 【自然発酵】ベルギーで多く製造されていて、強い酸味が特徴的。


ビールは以下のようにさらに細かく分類されます。

A <ピルス> 程よい苦味があり、のどごしが良い。
B <ペールエール> 柑橘系の豊かな香りと、強いコク・苦味が特徴。
C <インディアンペールエール> ペールエール以上の苦味と香りがある。
D <ヴァイツェン> 苦味が少なく、フルーティーな香りが特徴。
E <スタウト> 黒ビールの一種でコーヒーのような苦味がある。



地ビールとクラフトビールの違い

地ビールとクラフトビールとの間に明確な違いはありませんが、強いてあげるならクラフトビールは地ビールより一層品質を追求したものである、という点です。
地ビールは1994年の酒税法改正をきっかけに誕生しましたが、当時の地ビールの多くは現在と比べて品質が良いとは言えず、1997年頃には一旦地ビールのブームは終わりました。
そこで、職人(クラフト)のように品質の高いビール造りを行う醸造所が出てきました。このようにして作られた高品質のビールを一般的にクラフトビールといいます。
品質向上の努力の結果、2011年頃からクラフトビールが流行しました。
クラフトビールは地ビールと同様に小規模に生産されることが多いのですが、大手ビール会社でもクラフトビールを販売することがあります。
これらは「クラフティビール」という名前で区別されます。
次に、地ビールとクラフトビールの歴史について詳しく解説します。



地ビールの歴史

地ビールの誕生は1990年代であり、それほど歴史は古くありません。地ビールの歴史について詳しく解説します。

酒税法の改正により生まれた「地ビール」

バブル崩壊後の経済対策のひとつとして1994年に酒税法が改正され、ビールを醸造する免許が与えられる条件が緩和され、年間製造量の最低ラインが2,000キロリットルから60キロリットルへと下げられました。この改正によって、醸造所が小規模であってもビールを生産できるようになり、1995年には17社、98年には300社のビールメーカーが誕生し、地ビールが全国に広がりました。

地域特産の「名産・お土産ビール」でブームに

地ビールは旬のフルーツや地域で採れる水資源などを利用し、各地のご当地ビールとして売り出されました。
地域活性化に貢献する観光資源として注目され、日本で地ビールの生産が盛んに行われるようになりました。

「地ビールは高くてまずい」のイメージでブームが終息

地ビールブームは、2000年頃に一旦終わってしまいます。
地ビールのブームにのっかって専門外の企業・団体も多く地ビール産業に参入したこともあり、当時の地ビールの品質は決して高くはなく、集客のための道具となっていました。
お土産レベルに留まった地ビールは、「値段は高いのにおいしくない」とのイメージだけが広がり、地ビール人気は下火になりました。

1990年代終わりにクラフトビール誕生

地ビールメーカーのなかには、ブームの収束を反省し、ブーム終了後も職人(クラフト)のように品質の高いビール造りを追求するところもありました。
こうして誕生した高品質のビールを一般的にクラフトビールとよんでいます。
大手ビール会社が一般に販売するビールと区別するため、現在は、クラフトビール・地ビール、2つの呼称がほぼ同じ意味合いで使われています。

人気の高まりに合わせて、地ビールコンテンストが開催されるように

人気の高まりに合わせて、地ビールコンテストが開催されるようになりました。
コンテストのなかには、日本だけでなく、世界の地ビールの味わいや個性を競う大会もあります。以下に代表的なコンテストを2つご紹介します。

■インターナショナル・ビアカップ(国際ビール大賞)
国際ビール大賞は、世界中のビールを対象としたビール審査会です。
2014年にはインターナショナル・ビアカップという名称に変更されました。
大賞はライトラガー、ダークエールなど100カテゴリごとに審査が行われます。
この審査会は、8~9月に「ジャパン・ビアフェスティバル横浜」で行われます。

■アジアビアカップ
日本とアジアで開催されるビールの審査会です。
ダークラガーやジャーマンエールなど、12個のカテゴリごとに審査が行われます。
4~5月に審査が行われ、結果発表・表彰式は「ジャパン・ビア・フェスティバル東京」で行われます。



日本各地で人気の地ビール(クラフトビール)

続いて、検索上位に表示されていた日本各地の地ビール(クラフトビール)について5つ紹介します。

1)箱根ビール

箱根ビール

■特徴
かまぼこづくりに欠かせない、上質でまろやかな小田原の地下水「箱根百年水」を使用し、チェコのザーツ産アロマホップを用い、オーストラリア、イギリス、ドイツから直輸入された厳選した麦芽のみ使用しており、上品でマイルドな味わいがあります。

■種類
ピルス、エール、ヴァイツェン、スタウト、ペールエール

■メーカー名
小田原鈴廣

■価格
330ml×1本 530円(税別)

■受賞歴

  • 箱根ピルス:2018年インターナショナル・ビアカップ(国際ビール大賞)金賞、2016年アジア・ビアカップ金賞
  • 小田原エール:2018年国際ビール大賞銅賞、2017年アジア・ビアカップ銀賞
  • など受賞多数。


    2)銀河高原ビール

    銀河高原ビール

    ■特徴
    銀河高原ビールは「ビール純粋令」で定められているとおり、ビールの原材料を麦芽・ホップ・水のみで作られています。
    甘み・コクのあるビールで、苦いビールが苦手な方にも飲みやすいビールです。

    ■種類
    ヴァイツェン

    ■メーカー名
    銀河高原ビール

    ■価格
    350ml×24本 7000円程度

    ■受賞歴

  • 小麦のビール:2017年アジア・ビアカップ(ヴァイスビア部門)金賞
  • ヴァイツェン:2009年アジア・ビアカップ(ケグ部門、ヴァイスビール)金賞
  • など受賞多数。


    3)COEDO(小江戸)ビール

    小江戸ビール

    ■特徴
    ビールの本場ドイツの製法を基礎として川越で生まれたビールです。
    さつまいもを原料とする紅赤-Beniaka-のようなジャパニーズビールから、ピルスなどスタンダードのビールまで幅広い種類のビールを6種類製造しています。

    ■種類
    インディアペールエール、ピルス、ヘフェ・ヴァイツェン、インディア・ペール・ラガー、ブラック・ラガー、オリジナル・エール

    ■メーカー名
    協同商事 コエドブルワリー

    ■価格
    350ml×12本 3,500円程度

    ■受賞歴

  • 漆黒-Shikkoku-:2015年ヨーロピアンスターアワード金メダル
  • 紅赤-Beniaka-:2015年オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード銅メダル
  • など受賞多数。


    4)横浜ビール

    横浜ビール

    ■特徴
    ビールの原材料の選定や収穫にこだわった、地域密着型のビールです。
    ピルス・アルトなどのレギュラービールだけでなく、桃・苺・オレンジ・ドラゴンフルーツ・ゆずなど旬のフルーツを使ったシーズナルビールもあります。

    ■種類
    ピルス、アルト、ヴァイツェン、ペールエール、横浜ラガー

    ■メーカー名
    横浜ビール

    ■価格
    6本セット 3,000円程度

    ■受賞歴

  • ピルス:2017年国際ビール大賞銀賞
  • アルト:2013年国際ビール大賞銀賞
  • など受賞多数。


    5)網走ビール

    網走ビール

    ■特徴
    三釜方式という製法を採用しており、深いコクと風味がある味わいが特徴です。
    「流氷ドラフト」「網走ホワイトエール」をはじめ、多くの種類の副原料を用いた発泡酒を作っています。

    ■種類
    スタウト、エール、ペールエール

    ■メーカー名
    網走ビール

    ■価格
    4本セット 2,000円程度

    ■受賞歴

  • ピルス:2017年国際ビール大賞銀賞
  • アルト:2013年国際ビール大賞銀賞
  • など受賞多数。



    まとめ

    地ビールは、1994年の酒税法改正から、特定地域で小規模に生産される「ご当地ビール」として人々に親しまれてきました。
    最近では、クラフトビールと称されるようになり、品質にこだわった地ビールも多く登場し、コンテストも開催されるようになりました。
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