ちくわとかまぼこのルーツ

2018.03.02

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ちくわとかまぼこのルーツ

おせち料理やお祝いなど、おめでたいときに食べられているかまぼこ。
その歴史をたどってみると、遙か昔から祝膳として愛されていたようです。
かまぼこのルーツとして、まさに伝統食とも言える“ちくわ“。
これまで受け継がれてきた伝統の技を継承すべく、鈴廣では「百年ちくわ」をお作りしています。

最古のかまぼこはちくわ…?

平安時代に刊行された故実書『類聚雑要抄』には、関白藤原忠実が1115年に三条に移転した時の祝賀料理献立の一つとして、 「蒲鉾」の文字とちくわに似た料理が描かれています。これが、文献に残る最古のかまぼこと言われています。 鯛平焼、鯉味噌寒汁などの魚料理の一つとして供されたかまぼこは、魚をすり鉢ですりつぶし、竹の棒に貼り付けて焼いたもの。 現在のちくわによく似ていました。「蒲鉾」という名前は、棒についた様子が植物の蒲の穂に似ていることに由来すると言われています。

蒲の穂

ちくわ…それから900年 

ちくわ…それから900年

2015年、全国かまぼこ連合会ではかまぼこが歴史上に登場して900年目を記念し、京都で『平安のかまぼこと料理を味わう会』を開催、当時の祝膳を再現しました。 文献の記述に従い、スズキのすり身に塩を加え、手作業で練るなどしてつくりあげました。さて、平安時代のかまぼこはどのような味だったのでしょう。 再現してみると、ザックリとした食感で塩味がきついものの、魚本来の風味や旨みはしっかりと生きていたようです。 鈴廣のかまぼこ博物館では、再現した祝膳の展示をご覧いただけます。その他にもかまぼこやちくわにまつわる歴史や素材、栄養のことなど盛りだくさん。 楽しみながらかまぼこを知ることが出来ます。

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