「満月かまぼこ」ってどんなかまぼこ

2018.10.12

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「満月かまぼこ」ってどんなかまぼこ

満月の夜と満月翌朝、鈴廣の手づくり職人たちにとって、大切な仕事があります。
それは、「満月かまぼこ」をつくることです。「満月かまぼこ」が出来るまでについてご紹介いたします。



蒲鉾づくりにかかせない良質で豊かな地下水

鈴廣が蒲鉾づくりに使用している水は、箱根丹沢連山に降った水が大地にしみこんで、100年以上もの歳月をかけ、自然に濾過された清冽な伏流水「箱根百年水」です。

水は蒲鉾の食感を醸し出すのにきわめて重要な役割を担っています。 骨や皮をとりのぞいた魚の身を水にさらしますが、ここで蒲鉾の弾力を阻害する脂肪や酵素、血液などの生臭みのもとをとりのぞいてくれます。
そうすることによって、白くて弾力のある蒲鉾が出来上がるのです。

「箱根百年水」はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを適度に含み、鉄分をほとんど含まない、蒲鉾づくりに最適な水です。このお水があったから、小田原に「蒲鉾」が栄えたと言われています。

箱根丹沢連山の伏流水「箱根百年水」


水に着目した新たな挑戦

蒲鉾づくりに大切な水に思いを寄せ、月の満ち欠けと月の引力、お魚の住む海の潮の満ち引きについて考えていました。
そんなとき、水の分子のかたまりが小さければ小さいほど、しなやかな美味しい蒲鉾ができることが分かりました。
そして、月からくる微弱な波動が水の分子のかたまりを小さくしてくれるそうです。
エネルギーが一番強いとされる満月の夜、「箱根百年水」に満月をあて、その水を使って特別な蒲鉾をつくることにしました。



古今と同じ製法でおつくりしています

最高級材料のグチやオキギスを使い、伝統的な方法で職人が手づくりいたします。
魚を一匹一匹手でおろし、石臼で擂りあげます。すり身を薄く何重にも重ねて板に付けていく職人技はしなやかな弾力と滑らかな舌ざわりをうみだしています。

塩は天日塩を原料に国産にがりを配合した蒲鉾専用のまろやかなものを、調味料にも昆布だしや自然発酵の調味料をつかうことで、素材のいのちを活かしております。
着色料にも化学的に合成されたものはつかわず、保存料も加えておりません。



満月かまぼこの職人秘話

職人に「満月かまぼこ」をつくる時の想いを聞いてみました。
「実は、満月かまぼこは職人泣かせの蒲鉾なんです。」

「何十年も毎月欠かさず、暑い日も寒い日も、雨の日でも、私たち職人は満月の夜に箱根百年水を月光にさらし、翌朝、手づくりするのです。
お客様が楽しみにお待ちです。満月の日の午後には、店頭に並んでいなけらばなりません。すべて手づくりですので時間との闘いです。」

「また、満月は毎月必ず決まった日にやってくるにもかかわらず、素材となるお魚は日々、季節や気候で変化します。
満足のいく満月かまぼこをつくるためには、その日の魚の状態に合わせて、塩の塩梅やすり時間、加熱温度などの調整に気を使います。」と。

「満月かまぼこ」が出来上がる裏には、なくてはならない職人の熟練の技とたゆまぬ努力があるのです。

満月



数量限定で販売

職人が満月の夜に月光にさらした水を使用し、満月の翌朝に手づくりし、その日のうちに販売しております。
水の量、生産時間に限りがございますため、60本限定の販売とさせていただいております。

毎月満月の翌日、午後3時頃から風祭本店と小田原駅前店で販売してきました。
「タイミング良くご来店することが難しい」とのご要望を多数いただきましたことから、今年2018年10月よりネット販売を開始いたしました。
限定5本と少量ではございますが、お店まで足を運ぶのが難しいときには、是非、ご利用くださいませ。

「月はツキを呼ぶ」そんな思いで召し上がっていただければ幸いです。

「満月かまぼこ」オンラインショップでのご購入はこちら

満月かまぼこ



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